●小中高生の自殺は過去最多の527人、人間関係に悩む子ども増える

厚生労働省と警察庁は29日、2024年に自殺した全国の小中高生が前年より14人多い527人(暫定値)に上り、過去最多だったと発表しました。コロナ禍以降、高止まりしています。全体の自殺者数は前年比1569人減の2万268人で、1978年の統計開始以降、2番目に少ないという結果でした。小中高生の自殺者は11年以降、300人台でしたが、コロナ禍が始まった20年に499人に急増してからは、500人前後で推移しており、深刻な状況が続いています。

出典(特定非営利活動法人 日本成人病予防協会)